デッキコンセプト
『ユベル』デッキはアニメGXにも登場した《ユベル》を主軸にしたテーマで、『ユベル』関連モンスターは全般攻撃力が0であり、戦闘ダメージを反射して相手が受ける効果を持つのが特徴。
また、自身が破壊された時に第二形態の《ユベル-Das Abscheulich Ritter》や第三形態の《ユベル-Das Extremer Traurig Drachen》を特殊召喚して1段階ずつ進化していく特徴を持つ。
2023年10月28日発売の『PHANTOM NIGHTMARE』にてユベル第四形態の《ユベル-Das Ewig Liebe Wachter》や《サクリファイス・D・ロータス》などが登場したことにより大幅に強化され、
2024年1月27日発売の『LEGACY OF DESTRUCTION』でも強力な新カード《ナイトメア・スローン》が加わり、今では大会での優勝報告が見られるほど強力なデッキテーマとなった。
また、2024年3月22日発売の『ザ・ヴァリュアブル・ブックEX4』にて《ファントム・オブ・ユベル》が付録として付いてくることが決定し、さらなる強化も期待されている。
デッキレシピ
主要カード
展開の重要カードでありながら相手モンスターの攻撃宣言時に手札から特殊召喚できる効果を利用して相手ターンを凌げる可能性をあげる防御札としても優秀なカード。
(1)は相手の攻撃宣言時に手札から特殊召喚できる効果
(2)は特殊召喚成功時に「ユベル」カード名が記された魔法・罠カードのサーチorセット効果
(3)は戦闘破壊耐性&戦闘ダメージ0
(4)は破壊された時に手札・デッキ・墓地・除外から《ユベル》を特殊召喚する効果
(4)の破壊された時に《ユベル》を特殊召喚する効果は、1ターンに何度でも使うことができるため、展開のカギとなる。
戦闘ダメージが0になる効果はあっても、ダメージ反射の効果は持たない点は注意。
《スピリット・オブ・ユベル》や《ユベル》を特殊召喚できる初動札の1枚。
レベル1・攻守0・悪魔族のためサーチ手段がとても多く、《ナイトメア・ペイン》《ワン・フォー・ワン》《ピリ・レイスの地図》《魔界発現現世行きデスガイド》などでサーチや特殊召喚が可能。
(1)は自身をリリースしてデッキから『ユベル』モンスターを特殊召喚する効果
(2)は相手ターンにモンスター効果が発動した時に、自身をリリースしてその効果を「ユベルを破壊する効果」に書き換える効果
(3)は『ユベル』がフィールドにいる時に墓地から蘇生する効果
(1)の「ユベル」モンスターのリクルート効果で初動札になりながら、
(2)の効果で相手ターンの妨害効果を持ち、
(3)の効果で《ユベル》のエンドフェイズ時の維持コスト問題も解消できる1枚で非常に役割の多いカード。
「ユベル第4形態」となる融合形態。注目すべきは融合素材条件。
“「ユベル」モンスター+フィールドの効果モンスター1体以上”の融合素材は、《超融合》により相手の場のモンスターを全て巻き込んで全融合することができるのが非常に強力。
1枚初動になりうる強力なフィールド魔法カード。
(1)は発動時の効果処理として攻守0の悪魔族モンスターをデッキから手札に加えるか破壊する効果
(2)は「ユベル」が効果でフィールドから離れた時にレベルが1つ違いのユベルを特殊召喚する効果
(1)の効果はデッキからサーチor破壊する効果で直接「ユベル」モンスターを特殊召喚したり、《サクリファイス・D・ロータス》などの手札に必要なモンスターを手札に加えることもでき、役割の多い効果となる。
(2)の効果は自分のカードによる破壊でも発動する上に、”フィールドから離れた場合”に発動するため、相手の効果で除外やバウンスされた時にも発動することができるのが非常に扱いやすい。
例えばチェーン1で「ユベル」モンスターが破壊された時、
チェーン1:破壊された「ユベル」モンスターのリクルート効果
チェーン2:《ナイトメア・スローン》のリクルート効果
とチェーンを組むことで2体の「ユベル」モンスターを特殊召喚することができるようになった。
《ユベル》自身のエンドフェイズ時の維持コストで自壊した場合でも発動できるのは覚えておきたい。
基本展開・最終盤面
必要な手札
《サクリファイス・D・ロータス》:1枚
展開方法
- 《サクリファイス・D・ロータス》を通常召喚し(1)の効果で自身をリリースして《スピリット・オブ・ユベル》を特殊召喚。
- 《スピリット・オブ・ユベル》の(2)の効果で《ナイトメア・ペイン》をセットし、そのまま発動。
- 《ナイトメア・ペイン》の(1)の効果で、場の《スピリット・オブ・ユベル》を破壊して、デッキから《エターナル・フェイバリット》を手札に加える。
- 破壊された《スピリット・オブ・ユベル》の(4)の効果で、デッキから《ユベル》を特殊召喚。
- 手札の《エターナル・フェイバリット》をセット。
- エンドフェイズに墓地の《サクリファイス・D・ロータス》の(3)の効果で自身を特殊召喚。
- 場の《ユベル》の(3)の維持コストの効果で《サクリファイス・D・ロータス》をリリース。
最終盤面
相手ターンの動き
- 《エターナル・フェイバリット》を発動し、自身と手札を1枚捨てることで自分の「ユベル」モンスターと相手モンスター全てを融合素材に《ユベル-Das Ewig Liebe Wachter》を特殊召喚。
必要な手札
《ナイトメア・スローン》:1枚
展開方法
- 《ナイトメア・スローン》を発動し、発動時の効果処理として《サクリファイス・D・ロータス》を手札に加える。
- 《サクリファイス・D・ロータス》を通常召喚し(1)の効果で自身をリリースして《スピリット・オブ・ユベル》を特殊召喚。
- 《スピリット・オブ・ユベル》の(2)の効果で《ナイトメア・ペイン》をセットし、そのまま発動。
- 《ナイトメア・ペイン》の(1)の効果で、場の《スピリット・オブ・ユベル》を破壊して、デッキから《エターナル・フェイバリット》を手札に加える。
- 破壊された《スピリット・オブ・ユベル》の(4)の効果と《ナイトメア・スローン》の(2)の効果で、デッキから《ユベル》と《ユベル-Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚。
- 手札の《エターナル・フェイバリット》をセット。
- エンドフェイズに場の《ユベル》の(3)の維持コストの効果で《ユベル-Das Abscheulich Ritter》をリリース。
- 墓地の《サクリファイス・D・ロータス》の(3)の効果で自身を特殊召喚。
最終盤面
相手ターンの動き
- 《サクリファイス・D・ロータス》の(2)の効果で相手が発動したモンスター効果を”「ユベル」を破壊する効果”に書き換えて《ユベル-Das Abscheulich Ritter》を特殊召喚。
- 「ユベル」モンスターが場を離れた時に《ナイトメア・スローン》の効果でレベルの1つ異なる「ユベル」モンスターを特殊召喚。
- 《エターナル・フェイバリット》を発動し、自身と手札を1枚捨てることで自分の「ユベル」モンスターと相手モンスター全てを融合素材に《ユベル-Das Ewig Liebe Wachter》を特殊召喚。